イラク北部クルド自治政府は14日、クルド自治区の軍部隊に対する1月の爆弾テロで、
過激派組織「イスラム国」が塩素ガスを兵器として使用した証拠が得られたと明らかにした。
現場に残っていた土壌や衣服を集めて分析したところ、爆弾には一定量の塩素が含まれていた。
自治政府のバルザニ議長は化学薬品の使用について、イスラム国が劣勢に陥っている兆候だと指摘。
「彼らは主導権を失い、捨て身の手段に頼っている」と述べた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015031500019