ブルトレ「北斗星」半世紀以上の歴史に幕
3月13日 19時17分
唯一、定期運行されてきた青い客車の寝台特急、ブルートレインの「北斗星」が引退することになり、１３日夜、最後の列車がＪＲ上野駅を出発しました。これで、ブルートレインは、臨時列車を除き、半世紀以上の歴史に幕を閉じることになります。
寝台特急「北斗星」の最後の下り列車は、午後６時４５分ごろ、多くの鉄道ファンなどが待ち受けるなか、ＪＲ上野駅の１３番ホームに入線しました。
上野と札幌をおよそ１６時間で結ぶ「北斗星」は、昭和６３年、青函トンネルの開業にあわせて、個室の寝台や食堂車を備えた豪華列車の先駆けとしてデビューしました。しかし、来年の北海道新幹線の開業で運行が難しくなることから、１３日夜の列車を最後に定期運行から引退することになりました。「北斗星」は、午後７時すぎ、大勢の見送りを受けるなか、札幌に向けてホームをあとにしました。
昭和３３年から運行が始まったブルートレインは、よりスピードの速い新幹線の開業や空の便の普及などに伴って順次、廃止され、「北斗星」の引退で、臨時列車を除き、半世紀以上の歴史に幕を閉じることになります。
以下ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150313/k10010014561000.html