「お母さんがしっかりしていたら、死ぬことはなかったはず」と書いた林真理子氏
『週刊文春』(3月12日発売号)の林真理子氏の連載エッセイ「夜ふけのなわとび」を読んで卒倒した。
「お母さん、お願い」と題されたエッセイは、被害者の母親をひたすら責め立てる内容だった。
「お母さんがもっとしっかりしていたら、みすみす少年は死ぬことはなかったはず」
「ふだんから子どものことはかまってやらず、うちの中はぐちゃぐちゃ。そして恋人がいたという」
林氏は母親のコメントを読んではいないのだろう。上村さんの母親は、あの時気付いてあげていれば、
止めていればと、覆ることのない「たられば」を繰り返しては、自分で自分を責めている。
そういう境遇にある人に向かってなぜ、こういう乱暴な言葉を投げられるのだろう。
「そして恋人がいたという」、恋人がいて何が悪いのだ。まさか、シングルマザーは24時間
子育てに終始するべきで、新たなパートナーなど探してはならぬというのか。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/takedasatetsu/20150313-00043794/