「軽くて楽」は間違い ランニングシューズ選びの肝(2015/03/07)
選ぶべきは、かかとを支える半円状のヒールカウンターががっちりと硬く、ソールもしっかりした厚底タイプ。
「こういうシューズは、ランニング中に足が内側または外側に傾いてしまう動きを制御できる。
疲れてきても足をしっかり支えるので、関節への負担が少なくてすむ」と野村さんは説明する。
しかも、これはランニング入門者に限らないというから驚きだ。
「軽くて軟らかいレース用のシューズは確かに走りやすいが、脚の外側や腰の大きな筋肉ばかり使う。
拮抗する内転筋や腹筋などは鍛えられない」。総合的な脚力アップには、
厚底のものでゆっくり走るトレーニングが有効なのだという。
「シューズは走るペースで選ぶべきだ」
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO83998910V00C15A3W02001/