東日本大震災から4年 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/03/11(水) 09:31:12.53 ID:gSXaSl5j

朝日新聞デジタル
2015年3月11日05時00分


東日本大震災4年、見えてきた現実 東北復興取材センター長・坪井ゆづる

1年目はガレキの山だった。2、3年目は道路や防潮堤がずんずん延びた。そして4年目、まちづくりも動きだした。原発被災地は無残に取り残されているが、復興は各地でカタチになりつつある。そんな現場を歩くと、カタチが見えてきたからこそ実感する悩ましい現実がある。

 三つの事例を挙げる。

 一つは宮城県岩沼市。この春、約400世帯、ざっと千人の街ができる。津波に流された六つの集落が集まる。最も早い大規模集団移転で、復興の成功例といわれる。

 悩ましいのは高齢化だ。65歳以上が3分の1で、高齢化率は市内平均より10ポイントは高い。被災地にはほかにも、高齢者が過半数を占める町営の復興住宅など、次々にシルバータウンが生まれている。

 二つめは岩手県陸前高田市。全長3キロのベルトコンベヤーが、「奇跡の一本松」の近くの更地と道路をまたいで土砂を運ぶ。約300ヘクタール、甲子園球場ほぼ80個分の土地区画整理事業が進む。阪神大震災での同事業(20カ所)の総面積をここだけで上回る。総工費は1200億円。

 悩ましいのは人口流出だ。市街地を高さ約10メートルにかさ上げするが、人口は4年で2割近く減り2万人ほど。工事はあと4年は続く。盛り土したのに歯抜け再建になりかねない。そもそも区画整理は急激な人口減を想定していない。過疎に対応した、まちづくりの新制度が求められている。


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http://www.asahi.com/articles/DA3S11643302.html?iref=comtop_pickup_02

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