関東学院高校(横浜市)は10日、1年生の男子生徒計36人が、市内のコンビニエンスストアなどで
万引きしていたと発表した。被害総額は計約30万円に上るという。生徒らは保護者や教師に付き添われて
店を訪れ謝罪した。学校が登校しながら生活態度を指導する「登校謹慎」処分としたことを受け、
店側は被害を届け出なかったという。
同校によると、2月5日に1年の男子4人が同市西区のコンビニエンスストアで万引きして逃走。
制服から同校の生徒と分かり、学校に通報があった。
店側が伝えた特徴などから4人を特定して事情を聴き、その後も調査を続けたところ、4人を含む計36人が、
市内のコンビニやスポーツ用品店などで菓子や文房具、シャツなどを盗んでいたことが判明した。
全員が万引きを認め「ほしかったからやった」などと話したが、組織的な行為ではなかったという。
冨山隆校長は「二度とこのようなことが起こらないよう生徒指導を徹底する」とコメントした。
http://mainichi.jp/select/news/20150311k0000m040135000c.html