5カ月長女揺さぶり傷害容疑、32歳母親逮捕 一部否認
2015年3月10日11時54分
生後5カ月の長女の頭を揺さぶるなどの虐待をし、脳に重い障害を負わせたとして、京都府警は10日、京都府八幡市、飲食店アルバイト沢井麻由子容疑者(32)を傷害容疑で逮捕し、発表した。
「脳に障害を負わせたことは認めるが、揺さぶってはいない」と容疑を一部否認しているという。
捜査1課によると、沢井容疑者は2012年6月上旬ごろ、自宅マンションで、当時生後5カ月だった長女(3)の頭を激しく揺さぶるなどして、
急性硬膜下血腫や網膜出血などの重傷を負わせた疑いがある。
沢井容疑者が「娘の調子が悪い」と長女を病院に連れて行ったところ、「乳幼児揺さぶられ症候群」と診断され、医師が虐待の疑いがあると判断して児童相談所に通報していた。
沢井容疑者は夫(30)と長男(5)の4人家族。長女は府内の乳児院で保護されているが、現在も後遺症の影響で会話や歩行がほとんどできない状態という。
http://www.asahi.com/articles/ASH3B3JZPH3BPLZB003.html