そんな紆余曲折あってその20日後、無事に「チュートリアル」と言われるLevel 8を超え、まもなく9になる。Ingressの世界では、ゲームそのものに課金システムはない。しかし、GPSを常時使用するのでバッテリを消耗が激しく、モバイルバッテリが必須になってくる。人によっては自転車を調達したり新たなポータルを求めて旅に出たりするようになり、無料のゲームと比喩させてグッズを買ったりお金を費やすことを「リアル課金」と言うらしい。
INGRESS POWER CUBEは、Ingressを開発したNiantic Labs(ナイアンティック・ラボ)との共同開発によるもので、公式ライセンス製品だ。12000mAhの大容量があれば、1日中Ingressし放題が可能になる。サイドの切替ボタンで、ロゴが青や緑など合計6パターンのイルミネーションが点灯し、Resistance(青)またはEnlightened(緑)のいずれのエージェントも使える。大容量な分、充電時間は約10時間。
箱にもこだわったオシャレなモバイルバッテリだ。ちなみに名前に使われている「POWER CUBE」は、ゲームの中で使われる回復アイテムと同じ。スマホのバッテリを回復させるリアルPOWER CUBEと言える。
正直言えば、すでにモバイルバッテリは持っていた。なのになぜ買ってしまったのか。そこがIngressの不思議なのである。活発に活動するようになると、近くのスーパーより近くにポータルがたくさんあるスーパー、コンビニにいくなら、とりあえずローソン──という感じで、やや行動が変わってきた。
色を選ぶなら、青より緑(人によっては緑より青)だし、△を見ればコントロールフィールド(CF)を連想してしまう。愛着みたいなものが沸いてくる。友人がくれた折り紙がIngressロゴに見えてくる始末である。
勢いでポチッとした印象としては、Ingressの世界観を損なわない仕上がりで、迷っている人にはぜひおすすめの製品だ。ただ、大容量な分、大きく重い(約275g)ので、いまのところ気合いを入れて回る際の専用モバイルバッテリとなっている。
ちなみに普段使いのモバイルバッテリは「ダンボー」が好きなので「cheero Power Plus DANBOARD version -mini」と最近出た「DANBOARD USB CABLE」。──こう書いていると全部Cheeroの製品なので回し者みたいだが、すべて自腹で購入したものだ。
この製品は、こだわりの箱も魅力の一つ。写真でお伝えする。 ひそかに次のリアル課金はもう決めている。それはまた機会を見て紹介したい。
以下略
http://m.japan.cnet.com/story/35061362/
Ingressはホントに電池くうね
リアル課金する気持ちわかる