立ち小便に悩む独ハンブルク、住民が撥水塗料で「仕返し」作戦
[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツのハンブルクで、建物への立ち小便による被害に悩む歓楽街近くの住民らが、
画期的な対抗策に乗り出した。壁に水をはじく特殊な塗料を塗り、不届き者に「仕返し」するというものだ。
ナイトクラブやバーが立ち並ぶザンクトパウリ地区。ここで地元住民のグループが、造船に使う撥水(はっすい)塗料を、
最も被害の多い建物2軒の壁に塗った。これに排尿すると、跳ね返って本人の足が汚れるという仕組みになっている。
6平方メートル当たりに必要な塗料の値段は500ユーロ(約6万6000円)程度。
グループの責任者、ジュリア・スターロンさんは「この塗料は建物を守るだけでなく、
壁への排尿は歓迎されないというメッセージを直接伝えることができる」と話した。
「ユーチューブ」に掲載された動画には、ドイツ語と英語で書かれた「ここで小便をするな! 仕返しするぞ!」
という警告を貼って回る担当者が映っており、視聴回数は18万回以上を数えている。
ソース
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKBN0M109D20150305