824 : サラたん ★
ここにきてやっと今回の騒ぎの構造がわかったような気がスのでまとめてみる。
西村君という2ちゃんねるの管理人をしている人がいました。
その人は「みんなでつくる2ちゃんねる」を標榜しネット掲示板の事実上の管理人のポションに
居座り続けながら、実際の2ちゃんねるの運用や運営は全て人任せにしていました。
色んな人々がみんなでつくる2ちゃんねるの方針通りに色んな事を進めてきました。
その過程で、2ちゃんねる専用ブラウザも、2ちゃんねるをもっと便利に利用できるサービスとして
たくさんの人が開発を続けサービスを提供してきました。
ところが西村君が突然「2ちゃんねるをやーめた」と本まで出版し公言したのです。
みんなは、では西村君がいなくても、みんなでこのまま「みんなでつくる2ちゃんねる」を
続けようとしました。しかし2ちゃんねるを運営するためにはサーバー費用がかかります。
2ちゃんねるのサーバーを動かしているJimさんがサーバーを動かすお金がないといい、
2ちゃんねるは西村君からJimに贈与されていると主張。Jimさんは2ちゃんねるが終了しないための
手だてを実行し始めました。そこになぜか2ちゃんねるを捨てたと公言していた西村君が現れ
「2ちゃんねるはオレのもんだ」と法的措置までちらつかせて主張し2ちゃんねるのクローンサイトを
作り、2ちゃんねるで発生している書き込みデータを販売し続ける誰もがあっけにとられる行動を
起こしたのです。2ちゃんねらーたちは憤慨しました「えっ、今までもオレたちの書き込みをビッグデータに
売ってたのかよ!!」Jimさんも2ちゃんねらーと一緒に憤慨しました。
その結果としてJimさんが取ったのが専ブラで独自開発のAPI使用を義務付け、
広告表示により2ちゃんねるサーバー運営費用を賄うと同時に、
あわよくば西村君の2ちゃんねるクローンサイトの2ちゃんねるへのクローラーを止める作戦でした。
今実行されているのがその作戦です。
この作戦が専ブラ広告表示によるサーバー代調達のためだけならば
APIをオープンソースにするだけで、「みんなでつくる2ちゃんねる」の方針に則りサービスを
展開していた専ブラ作者さんたちも嫌な思いをすることはなかったのですが、
もう一つの目標である西村君の2ちゃんねるクローンサイトの2ちゃんねるへのクローラーを止める
目標に向かうためには専ブラ作者さんたちにAPI使用のための契約を求める必要があり、
それは、これまで良かれと思って専ブラを制作し続けてきた専ブラ作者さんたちへの
大きな負担となりました。専ブラ作者さんたちの殆どはAPI導入を断念しました。
導入を断念した作者さんたちはまるで自分たちが悪いことでもしていたかのような気分になったことでしょう。
……この理不尽な状況を打開するため
一人の狐が立ちあがったのだった。
その名は……
で、合ってる?