安倍晋三首相とメディアの強力な結びつきの代表が、産経新聞をはじめとするフジサンケイグループだろう。
同社のデスククラスの記者はこう語る。
「ウチと安倍総理の関係がいいのは、憲法改正、靖国参拝、慰安婦問題などでの政治的方向性が
一致していることが根っこにある。もうひとつは海外では中国や韓国、国内では朝日新聞など“共通の敵”の存在。
安倍首相がそれらの仮想敵を攻撃すれば、ウチも応援する論陣を張ることになる。
さらに安倍総理といつでも携帯電話で連絡が取れる複数の側近記者の存在も大きい」
その1人が同紙の阿比留瑠比・編集委員だ。署名コラムで安倍首相と祖父の岸信介・元首相の
憲法改正への姿勢を比較し、〈そっくりだと感じた。違うのは岸氏は安保条約改定に際して衆院を解散して
国民に信を問うべきだったと後悔したが、安倍首相は今回、衆院選を断行して勝った点だ。
祖父を超えられるか〉(阿比留瑠比の極言御免、1月8日付)と持ち上げるなど贔屓の引き倒しともいえる論陣を張ってきた。
抜粋してます
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150304-00000013-pseven-soci