大塚家具、今度は長男の専務が姉社長を非難…お家騒動で株価連日安
大塚家具10+ 件の経営権をめぐる親子ゲンカで、同社の株価が大荒れだ。
一時は騒動前の2倍超にあたる2488円まで急騰していたが、3日午後から売りが殺到し、4日午前の終値は前日終値比116円(6・3%)安の1724円だった。
一方、創業者の大塚勝久会長(71)が、同社の大株主の資産管理団体の運営に関して長女の大塚久美子社長(47)が不正な手段で久美子氏名義に変更したと主張し、
株式の返還を求めて提訴した問題について、長男の大塚勝之専務(45)と顧問弁護士らが説明会を開き、久美子社長側を批判した。
説明会では久美子社長が資産管理団体の「ききょう企画」を利用して大塚家具10+ 件の支配権奪取、
勝久氏の退任を画策したとあらためて指摘。勝之専務は「久美子社長がききょう企画を使って大塚家具10+ 件を乗っ取ろうとしている」と姉を名指しで攻撃した。
同社の2月の店舗売上高も前年同月比87・4%と低調だった。お家騒動が長期化すれば業績にも影響が出そう
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20150304/ecn1503041519009-n1.htm