日本人の死因1位である「がん」。今や国民病といえるがんをめぐってさまざまな研究が進む中、
来年1月から始まるのが「全国がん登録」だ。全国で新たに「がん」と診断された全患者が登録され、
がんの地域的な偏りの調査や「がん健診」の効果確認などに役立つと期待されている。
一方で、がんという極めてセンシティブな情報を扱うだけに、個人情報の取り扱いには細心の注意が求められる。
「全国がん登録」とは、平成25年12月に成立した「がん登録推進法」に基づき、28年1月以降に
「がん」と診断された全患者を登録する制度。
全国の病院と都道府県が指定する診療所が対象で、患者をがんと診断したら必ず都道府県に報告しなくてはならない。
報告内容には、診断した医療機関名、日付、患者の氏名や年齢、がんの進行度、放射線や化学療法、
外科的治療の有無などが予定されている。
以下略
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/150221/lif15022111130007-n1.html