米軍ヘリが5日、墜落した海兵隊基地キャンプ・ハンセンのある沖縄県宜野座村の住民からは、相次ぐ事故に「またか」と憤りの声が上がり、
普天間飛行場配備の新型輸送機MV22オスプレイについても、改めて不安視する言葉が聞かれた。
基地近くにあるゴルフ場の支配人照屋唯志さん(36)が煙に気付いたのは午後5時ごろ。客に聞いてクラブハウスの外に出たところ、
1キロほど北西の山中から白煙がもくもくと上がっていた。火は見えず砲弾演習だと思い込み、
プレーしていた70人以上の客に避難は呼び掛けなかった。村からの連絡で事故と知ったといい、「正直言ってまたかという感じ。
(事故は)いつ起きてもおかしくない」と話した。
村中心部にある村立保育園の女性職員(36)は、「煙が見えるので、墜落が近くに感じた。子供に何かあったらと思うと、とにかく怖い」。
自らも2人の子供を持つ母親といい、「もう二度とあってほしくない。落ちるかもしれないのでオスプレイもなくしてほしい」と訴えた。
時事通信 8月5日(月)20時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130805-00000122-jij-soci