シリアの6つの世界遺産、全て「危機 遺産」に指定 ユネスコ
AFP=時事 6月20日 15時43分配信
【AFP=時事】国 連教育科学文化機 関(ユネスコ、 UNESCO)は20 日、シリア国内に ある6つの世界遺 産について、2年 以上続く内戦によ り甚大な被害を受 けたとして「危機 遺産」に指定し た。
シリアには、(Damascus)、ボスラ(Bosra)、ア レッポ(Aleppo)の3古代都市と、パルミ ラ(Palmyra)の遺跡、クラック・デ・ シュバリエ(Crac des Chevaliers)とカ ルエッサラー・エルディン(Qal'at Salah El-Din)の城、シリア北部の古代村落群の 計6つの世界遺産がある。
しかしユネスコの世界遺産委員会は、 カンボジア首都プノンペン(Phnom Penh)で開いた会合で、6つ全てを「危 機遺産リスト(World Heritage in Danger)」に登録。20日、文書で「シリ アにおける武装紛争状態のため、6つの世 界遺産の『顕著な普遍的価値』を確実に 保全・保護する条件が失われた」と発表 した。【翻訳編集】AFPBB News
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ミナレット(塔)を破壊されたモスク
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