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「ときめく」の語源は? ------------- 2010年09月14日 12時52分48秒
アイヌ語の”tok”は、心臓の鼓動の擬音化された語で、 アイヌ語と日本語にある「toki=時(トキ)」の語源で あるらしいのです。
また、日本語にある「ドキドキする(心臓が高鳴る様子)」 「ドクドク(副詞:血が流れる様子)」「得々(トクトク)として (得意げな様子。安定した心臓の鼓動にもとづく。)」 「トクトク(液体をビンから注ぐ時の擬音。)」なども ”tok”に由来する様です。
「(胸が)ときめく」も”tok”から派生したであろうと 思われます。
「ときめく=tok-meku<tok-mo-e-ku (動詞を示す接尾詞)」
ここで、「me」は、すでに前章で述べたように、 「mo-e=小さい・頭」の連母音が単音化されたものです。
したがって、「meku=兆しはじめる。」と解せられるでしょう。
以上のように推理して、「ときめく=心臓の鼓動が兆し始める。 (いつもは気づかない鼓動がはっきりし始める。)」と 解くことができます。
一方、同じ発音である「時めく」の語源は別にあるようです。
飯野睦毅さんの「五十音順日本語語源解読辞典」によれば、 「とき(時・好機)」の語源として中国語の「度機」を挙げています。
発音は、漢音で「ト・キ」、意味は「ちょうどよい程度の・おり」 です。