犬と猫の祖先は、約6,500万~4,800万年前に生息していた「ミアキス」という動物です。ミアキスはラテン語で「動物の母」を意味し、イタチに似た体形をしていました。
ミアキスは、恐竜が絶滅した後に繁栄した哺乳類で、クマやアシカなど食肉目の祖先と考えられています。
ミアキスから犬と猫は、生存競争の中ですみかを移したことで進化していきました。
森の外の草原へとすみかを移した動物は「犬」へと進化していきました。
森の中に残った動物は「猫」へと進化していきました。
犬と猫の体の構造や習性に違いが生じたのは、この生息場所の違いによるものです。