女児が保育園で熱を出したが、母親が仕事中だったため、祖父が女児を引き取りに行っていた。 女児は、時々祖父母の家に預けられていたという。
事故は、この日夕方に起こった。 女児が1階の居間で最近始めたハイハイをしていたところ、祖父母が飼っていたゴールデンレトリバーがいきなり女児の首の付近に噛み付いたのだ。
祖母は1メートル手前で見守っていたが、防ぎきれなかったという。
祖父が119番通報し、女児は救急車で病院に運ばれたが、2時間ほど後に亡くなった。
ゴールデンレトリバーは、4歳のオスで体重は37キロあった。
祖父母は、普段は、おとなしくて、吠えることもなかったと話しているという。
犬のケージはあったが、家の中では放し飼い状態だったという。
祖父母の家では、このほかに、秋田犬と小さな犬2匹の計4匹を飼っており、玄関脇に 「猛犬に注意!!」 の貼り紙が掲げられていた。