笠市メガソーラー事業者が農地に無許可で杭設置
東京都の合同会社がカナダ資本の出資を受け、達布山近くの約80ヘクタールの農地と山林でメガソーラー計画を進めていたが、農地転用の許可なく杭を複数設置したため、北海道と三笠市が17日に撤去を行政指導した。事業者は違法性の認識がなかったと説明している。一方、地元では強い反発があり、梅栽培を計画した山本将志郎さんは2万2000平方メートルの農地購入を断られたと明かし、地域の特産品を守りたいと悔しさをにじませた。北海道ではこうしたメガソーラー関連の違法行為が相次ぎ、住民の不安が高まっている。