韓国で中国人観光客のマナー違反が相次ぎビザ免除に反対の声
今年11月、ソウルの景福宮や済州島の漢拏山で中国人観光客による野外排便が報じられ、「排便テロ」と呼ばれるほどの反発を呼んだ。背景には2025年9月末から始まった中国人団体客向けビザ免除措置があり、訪韓中国人が急増して10月は前年比20%増、11月は26.8%増となった。観光業は売上アップを喜ぶ一方、市民の間では苛立ちが高まり「China Out」のデモも起き、在韓世論の6割以上がビザ免除に反対との指摘もある。政府はヘイトスピーチ対策を進めている。