●中国崩壊を示す六つの末期症状
1. 経済の完全失速(世界の工場の残骸)
①かつての「世界の工場」は見るも無残な残骸となり、製造業の景況感を示すPMI指数
は6ヶ月連続で危険域の45以下に沈んでいます。
②広東省などの製造業中心地では数多くの工場が操業を停止し、500万人の労働者が職
を失っているとされます。
③不動産バブルの崩壊と連動しており、エバーグランデのような大企業が破綻し、北京
の住宅価格は25%下落しました。
④習近平政権のゼロコロナ政策は「歴史的な自爆ボタン」となり、国民の財布も心も凍
りつかせ、2025年第2四半期の小売売上は前年比-8%を記録しました。
⑤地方政府の財政も崩壊しており、土地バブルの崩壊で収入がゼロとなる一方、借金は
2000兆円を超え、湖南省などでは借金返済のために公有財産まで売却されています。