厚労省、70歳以上高齢者の医療費3割負担対象拡大へ年末方向性決定
厚生労働省は、高齢化による医療費増加を抑え、現役世代の保険料負担を軽減するため、70歳以上の高齢者の医療費窓口負担を現役並みの3割に拡大する対象者の議論を本格化させ、年末までに方向性をまとめる方針だ。現在、70～74歳は原則2割、75歳以上は原則1割負担だが、所得の高い現役並み所得者は3割を負担しており、政府の2023年改革工程で2028年度までの拡大が閣議決定済みだ。社会保障審議会では現役世代負担軽減の支持意見が出る一方、慎重論も相次ぎ、X上では低所得高齢者への影響や病院経営への懸念が指摘されている。
老害！ザマァ！