フランス高官、中国に自制促す 高市首相台湾発言受け
11月7日、高市首相は衆院予算委員会で台湾有事について「存立危機事態になりうる」と述べ、集団的自衛権行使の可能性を示唆しました。中国外相の王毅氏は27日にフランスのボンヌ大統領外交顧問と電話で協議し、この発言を「挑発的」と批判しましたが、フランス側は日中双方に自制を呼びかけ、特に中国に事態悪化を控えるよう促しました。同28日には英国高官とも会談し「一つの中国」原則堅持を求めましたが、欧州諸国は現状維持を重視する姿勢を示しています。日中関係の悪化が国際的な懸念を広げています。