トランプ政権、国立公園の外国人入場料を大幅引き上げ
トランプ米政権は25日、2026年1月1日から外国人の国立公園年間パスを80ドルから250ドルに引き上げる方針を発表した。グランドキャニオンやヨセミテなど11カ所の人気公園では、追加で1人100ドルの料金もかかる。一方、米国市民や永住権保持者は従来料金のままで、「納税者の負担を不公平にしない」という内務省の説明だ。この動きは日本でも富士山の二重価格導入をめぐる議論を呼び、登山家の野口健氏らが自国民と外国人で料金を変えるべきだと主張している。支持の声が多い一方、観光収入減を懸念する意見もある。