王毅外相、高市首相の台湾発言を批判し戦勝国結束を呼びかけ
3日、王毅中国外相は北京でフランスのジャン=ノエル・バロ外相と会談し、高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を強く批判した。高市首相は台湾有事が「日本の存立危機事態になり得る」と述べ、中国側はこれをレッドライン超えと抗議を続けている。王毅氏は戦勝国として血で勝ち取った成果を守ろうと呼びかけたが、中華人民共和国は1949年建国で1945年の終戦時には存在せず、歴史的事実との矛盾が指摘されている。一方、バロ外相は「一つの中国」政策を堅持すると表明した。