また中国企業 「紀州」「WAKAYAMA」 今度は「和歌山」で商標出願 和歌山県怒りの異議申し立て
2016年11月22日
和歌山県は、中国・山東省の食品会社が出願した「和歌山」の文字を含む商標について、周知の地名で商標に適していないとして中国商標局に異議を申し立てたことを明らかにした。
近年、中国企業が「紀州」や「WAKAYAMA」といった名称を含む商標を出願するケースが相次いでおり、異議申し立ては今年度は今回で3件目。県は「中国での商標監視を継続し、県が誇るブランド名をしっかりと守っていきたい」としている。
県によると、この会社は昨年9月30日に缶詰やビールに使用する目的の商標を計2件出願しており、今年8月13日に公告。県は10月に事態を把握し、今月14日付で異議を申し立てた。中国の商標法ではすでに周知されている外国地名の商標登録は認められていないという。
県は平成22年から中国などの商標出願を監視。これまでに和歌山、紀州の計6件で異議申し立てが認められている。県産業技術政策課の担当者は「和歌山のブランドを守っていくため、悪質な商標登録に対しては断固たる姿勢で臨んでいく。今後もしっかりと監視を続けていきたい」と話している。