中国に多数存在するとされる「ゴースト都市」、定量的に確認される
中国・BaiduのBig Data Labが、中国内で「ゴースト都市」の存在を定量的に確認したという調査結果を発表した(The Stack、論文、Slashdot)。
「ゴースト都市」というのは、ショッピングモールやスポーツ施設、住宅などの設備は用意されているにもかかわらず、人間はほとんど住んでいないという都市だそうだ。
Baiduがモバイルデバイス利用者から収集した情報を地図データにマッピングして調査を行ったところ、多くの建築物が存在するにもかかわらずそのエリアでの人間のアクティビティが極端に低い、というエリアの存在を確認できたという。
その数は50にも上るそうだが、「そのエリアの不動産価格への影響」を考慮してそのうち20都市だけが公開されている。
中国のハコモノ行政は格が違った 部門より