この証言から見えてくるのは光秀自身も最初から信長暗殺を計画していたわけではないという可能性である家康攻撃のつもりで軍を動かしていたのかもしれないなぜ光秀は本能寺に向かったのか答えは蘭丸からの書状にある織田軍の旗や武具を確認したい本能寺に寄るようにという内容だった光秀はこの要請に応じた重要な軍事行動の前に信長から直接指示を受けることは当然だところが明智軍が本能寺に到着した時の光景は異常だった門は開いていてネズミ一匹さえいませんでした広間にも一人も人がいませんでしたこれは明らかにおかしいまるで光秀の到着を待っていたかのような空虚さだったなぜ本能寺は無人だったのかそしてなぜ門が開いていたのか光秀の到着前に別の襲撃があったという説がある真の犯人が先に本能寺を襲いその後で光秀を現場に誘導した光秀は知らずに罠にかけられたのかもしれない蘭丸の書状についても疑問が残る本当に信長の命令だったのかそれとも誰かが信長の名を騙って光秀を本能寺におびき寄せたのか光秀の困惑ぶりも理解できる明智軍の先発隊として本能寺に到着したものの期待していた状況とは全く違っていた信長との面会どころか誰もいない空っぽこれでは光秀も戸惑うしかない光秀が事件の全容を把握していなかった計画的な謀反ではなく何らかの罠に巻き込まれた可能性が高いそれでは真の犯人は誰だったのかこの衝撃的な証言により本能寺の変の構図は一変する光秀犯人説の根拠は完全に崩れ去った440年間信じられてきた歴史の常識が覆されるでは一体誰が信長を討ったのか真犯人は光秀ではなかったそれはもっと身近な存在朝廷をも巻き込んだ陰謀そして仕組まれた偽装工作後編ではその真相を明らかにしていこう