大富豪の成功法則覇権国家250年サイクル
memos.hatenadiary.com/entry/2023/11/20/040133
16世紀以来貿易を牛耳っていたオランダから大英帝国アメリカへと覇権国家が移り変わった時代を研究することで未来に役立つ法則を見出そうとしたその結果発見したのが重要な国家の存続期間は約250年人生にも学校卒業まで労働老後と大雑把に3つのサイクルがあるように覇権国にも以下の図のようなサイクルがあるという新たな世界秩序が生まれた後は資金が流れ込みバブルにつながる弾けた後に国の信用も落ち内部の紛争が起きるそれによって国力が落ち新しい覇権国が誕生するという流れだ1平和と繁栄の時期この時期に新しい覇権国を中心とした世界秩序が形成される2金融バブルと格差の拡大平和と繁栄で投資が活発となる信用の供与は拡大し債務は増大するこれは金融バブルの発生に結果するこのとき覇権国の経済力は強く世界貿易におけるシェアも大きいので覇権国の通貨が世界の基軸通貨となるしかしこの繁栄期は富が不平等に配分されるので格差の拡大期でもある富裕層とそうではない層との格差は一層拡大する3バブルの崩壊と景気後退4通貨の印刷と信用の拡大バブルはいずれは崩壊する中央銀行は経済を維持するために一層多くの通貨を印刷するが景気の後退は続く5内戦と革命社会的格差の拡大は富裕層と貧困層の対立を激化させ富の再配分を強いるなんらかの革命に至るこれは平和的に実現されることもあるが内戦に至ることもあるこのとき政府の第一の責任は完全な崩壊を回避することにあるしかし政府の財政が行き詰まり社会矛盾緩和の財政支出ができなくなるとシステムは崩壊し内戦を抑制できなくなる6覇権を転換させる大戦争国内の混乱によって覇権国の国力は衰退する反対に競合国の力が増大して覇権国に挑戦できるほどになると紛争の発生から戦争が起こるこれらの内戦と外国との戦争から新たな勝者と敗者が生まれるその後勝者が集まり新しい世界秩序を形成するそして新しいサイクルは続くこの覇権国の興亡のサイクルは古代ローマ帝国から続き現代に至るこのサイクルの歴史は他のサイクルの歴史と融合して我々の集合的な歴史を形成している過去400年で世界の覇権国は以下のような変化をたどってきた彼らは自国の通貨が強いため成長が止まっても国家を維持するために必要な金を他国から容易に調達することが可能だそれは短期的には国家にとってプラスに働くが長期的に見れば財政の悪化をもたらすそして何らかのきっかけで自国通貨の信用が低下した時一気に崩壊するオランダの場合は貿易戦争の勝者となったイギリスに敗れたことでギルダーの価値が一気に損なわれてしまったその後イギリスのポンドが基軸通貨の座からすべり落ちたのは第一次世界大戦費によって自国経済が立ち行かなくなったのが原因だそしてアメリカはいま帝国の基盤ともいえる巨大な軍事費の負担に耐えきれなくなり米ドルの地位を危うくさせているアメリカが独立宣言を発したのは1776年アメリカの強さのピークは第二次世界大戦直後であった説によればアメリカがサイクル=250年の終焉を迎えるのは2026年貿易経済戦争技術戦争資本戦争地政学的戦争軍事戦争ということでステージが進むほど本格的に弾が飛び交うリアルな戦争に突入することを示唆していますこの戦争フェーズが終了すると債務処理と政治的な再構築という第7フェーズが訪れほどなくしてまた新たな世界秩序の構築に向けて元のサイクルに戻るとしています