わがまま殿様同然でまさにプチ独裁者と言うしかないのである中央アフリカのボカサ皇帝以下ではないかそれにしても日本の政治はこんな酷い状態にまでなぜ行き着いてしまったのだろうかおそらくかつては存在した富の公平分配が差別分配になり中流意識を抱いていた階層が負け組に転落してしまったからであろうそして勝ち組は外国と連携した一握りの集団であり世界で日本は負け組に転落したのにいまだに勝ち組幻想に陶酔しているからであるそのためかつては国際協調派に属していた者でさえもが今では排他的ナショナリズムを指向するようになりその上に小泉政権が長期君臨しているのである私は理学部で構造地質学という地球ストレスの研究をしながら他の学部に潜り込んでファシズムの授業をとってそこで独裁者の心理と病理について学んだヒトラーやムッソリーニの生態はすこぶる興味深いものだがそれに比べると小泉純一郎はいかにも矮小な感じがするせいぜい猿まね男の仲間であり中央アフリカ共和国の独裁者ボカサのレベル程度に思えてならない相手が強いと卑屈なまでにへりくだって従属するが弱いと見ると居丈高になってイジメ抜く性格はそっくりで小皇帝を気取る2人は同じ血液型か生まれた日の星回りが似ているのではないかと思いたくなるナポレオン1世に憧れたボカサはクーデタで政権を獲って大統領になると共和国を帝国に変えて自ら皇帝に即位して戴冠式をするという時代錯誤なことまでやったそして盟主の仏大統領に巨大なダイヤを贈呈しているしかしアジアの世襲議員の小泉純一郎は皮ジャンパー(ブッシュからのプレゼント)のお礼としてアメリカの財政赤字の穴埋めに米国財務省債券を買い税収を超える数十兆円の国費を使ったそして国民の富をアメリカに貢いだだけでなく日本国憲法を踏みにじって自衛隊のイラク派兵まで強行してしまったしかも選挙という擬似国民投票により小泉体制が信任を受けたということで日本人の血と汗の結晶を象徴する最後に残った郵貯と簡易保険までも差し出そうとしているここで私が診断に使う方法を説明するとそれは調査報道とかき集められる限りの情報を整理するさらには歴史を鏡に使って相似現象を選んで鏡像と実像を比較してみるそしてそれを背景で俯瞰的な立体モデルに転換するすると目の前に全体構造の現状が浮かび上がりその構造がいかに機能しなくなっているかがはっきりする本書には私自身が直接取材した情報もあ