を組んだときちょうどナチスヒトラーが出たときの形と非常によく似て自民党という政党にある右翼ファシズム的要素公明党における宗教的ファナティックな要素この両者に微妙な癒着関係ができ保守独裁体制を安定化する機能を果たしながら同時にこれをファッショ的な傾向にもっていく起爆的な役割として働く可能性も非常に多く持っているそうなったときには日本の議会政治民主政治もまさにアウトになるそうなってからでは遅いということを私は現在の段階においてあえて言うこの予言はほぼ的中したと言わざるを得ない歴史を鑑にして現在の状況を見れば従来は突撃隊を中心に動いた大衆運動がエリートによる親衛隊を主役にしたものへと転化しかけている創価学会のエリートは主に法務省と外務省を中心に構成され特に際立っているのが法務官僚への浸透で高検検事のうちで15名が学会員だというだから検察が汚職議員を監視する威力の前で利権で汚れた自民党の族議員は怯えているというそしてそれが自民党が公明党に追従する理由であるともされる<略>『月刊現代』で宗教に権力が屈するときと題してジャーナリストと前参議院議員が対談している次のような恐ろしい指摘をしているいまの自公政権の構造は自民党内の柔軟な保守層を政権中枢から外した小泉首相とともすれば一気にファシズムに傾きかねない公明党との結合体となっていますこれが議会を機能させないような働きをしているんです自民公明が合意してしまえば多数を握っているわけだからもう民主党に議論させないでしょうこれでは本来国民の要請を受けて国会議員が果たすべきチェック機能が働きませんよそれから日歯連から橋本派へ渡った迂回献金の問題について本来だったら公明党が一番政治倫理の確立を言うべきでしょうそれなのに橋本元首相の証人喚問もしようとしないこれで打ち切りとなったら一切議論しない結局自公政権になってから議会が機能しなくなっているのですねまさにそれこそ問題なんです私がもっとも心配するのは公明党がいままでの動きを反省せずにこの路線を突っ走り近い将来彼らと安倍晋三が組んだ政権ができることです公明党は田中角栄以来竹下派─小渕派─橋本派というラインとの関係が深いことはよく知られていますしかしじつは創価学会は戸田城聖会長の時代から岸信介と関係が深かったんです岸が亡くなったときには聖教新聞が一面トップで大きく報じ追悼記事を組んだほどです岸の政治的DNAを引き継ぐ安倍とある意味で戸田城聖の遺