続けて『小泉純一郎と日本の病理』から引用します
小泉改革がペテンに包まれているのは小泉内閣が公明党によって支えられていることにも起因する公明党の裏側に創価学会があるのは周知のことだから改革は創価学会に操られてしまうことになる創価学会はフランスなどではカルト教団に指定されている宗教の仮面をかぶった全体主義ということで社会に有害な組織だとされているのであるパリの行政裁判所が下した判決は創価学会は雑誌本アクセサリー集会などの営利活動を利用して収入の大半を収益率50%のビジネスを行っておりその活動は公権カヘの浸透を目指すというものだったしかも本来の仏教の戒律は経済行為を厳禁しているため仏教者の生活は喜捨に基づき必要以上の富を得ることはできないしかし日本の仏教は鎖国の影響もあってか国内で独自の俗的発展を遂げてしまいそのまま創価学会も引き継いでしまった世界のどこに営利事業を行う仏教があるのか?<略>創価学会が公明党をつくって政界に進出したときに大宅壮一はファシズムの体質があると指摘したまた田中角栄は当時の会長を名指しで法華経を唱えるヒトラーだと言い切り公明党を操る創価学会の体質を喝破した現に会長は今の世は個人主義と自由主義だが本当は全体主義がいちばん理想の形態だと発言しているそしてその頃から天下取りを目指す創価学会の活動が始まったのであるこうして会長の野望により創価学会は信仰を逸脱してカルト性を強め今では日蓮正宗からも破門され会長教に成り果てているそして天下取りという妄執に取り憑かれ総体革命の道に踏み込んでしまったのである総体革命は天下取りのための布石である今や創価学会は官庁や有力組織の内部に浸透して拠点をつくり幹部会員をネットワーク化することでいざ鎌倉のときに備えているという総体革命の最優先ターゲットは法務省と外務省であり検事になった会員はすでに100人に達している在外公館職員の4分の1は学会員であり自民党員の3分の1も命綱を握られているその下に社会の下層を構成する伝統集団が位置し芸能界や自衛隊にも隠れ会員が大量にいて組織力はあらゆる業界に広がっているのだこうした組織力と機動性の高さは今や自民党を圧倒するに至っているし絶対服従の堅固な統一機構を誇った状態で天下取りの命令が届くのを待ち構えている評論家が書いた『創価学会を斬る』には次のような記述がある公明党が社会党と連立政権を組むとか野党連合に入ると言うようなことはまずありえないと私は考えるその意味において自民党と連立政権