義では地上における人間の継続的な努力の産物として漸次的に千年王国は建設されるのだから歴史的な時間に質的な断絶が入るわけではない千年王国の到来とは終末に先立つ終末であり終末へと至る歴史的な時間に入り込んだ擬似終末であると述べたところでわれわれの問いはアメリカで苦難の神義論の極点から幸福の神義論の極点への圧倒的な反転が生じたのはどうしてなのかであった千年王国論における今見たような変化はこうした反転の兆候と解釈することができるだろう後千年王国主義は前千年王国主義よりも幸福の神義論に親和的だからだ後千年王国主義は千年王国というユートピア的な時代が人間の意志や努力の結果としてつまりそれらのものへの報酬としてもたらされうるということを前提にしているからだ
あんちきりすと
さのすすむ
ちまちま
かわべはるよし
あだちこうじ
...