クトゥルフ神話においてのヘビ人間は二畳紀（ペルム紀今から約２億９９００万年前から約２億５１００万年前）に出現し蛇の神イグを崇拝して超大陸パンゲアのヴァルーシアに帝国を築きました帝国が滅びた後彼らは北米地下のヨス文明に逃れますが邪神ツァトゥグァに帰依したことでイグの怒りを買いましたやがてヨスを出てハイパーボリアに行き続いてアトランティスに行きましたパンゲアのヴァルーシア国の名がアトランティスのヴァルーシア国へと引き継がれていますこの国は古代人類の王国でもありますが戻って来たヘビ人間によって裏から牛耳られていましたヴァルーシアの蛇人間はヴァルシアンとも呼ばれます彼らはニャルラトホテプ召喚の呪物輝くトラペゾヘドロンの過去の持ち主でもありましたヘビ人間と人類は双方亜種含め太古から大規模な闘争を何度か行っておりそれらが後の神話伝承の由来になっています例えばイギリスのブリテン島にはヘビ人間の退化亜種大地の妖蛆が知的種族として最初に住んでいましたか後に流入してきた人類先祖と争い落ち延びた者たちが土着妖精や魔女の起源になりました一般的にヘビ人間は人間よりも種族としての体格が大きくヘビ人間の亜種には多くの退化種がおり体格や知性が衰えた者や蛇神イグの代わりにツァトゥグァを崇拝した大地の妖蛆などがいますヘビ人間は亜種含めていずれも人間と交配可能です下記においてヘビ人間と記載されているものは基本的には通常種を指しています
ヘビ人間本来の種
ヘビ人間は蛇の因子を引き継いでいる怪異が故に妖怪として歴史が深く強力な後ろ盾と結びついていますオカルトにおいて爬虫人類（レプティリアン）はサタンやルシファーなどとも同一視されていますミーム的に竜蛇神系列は世界の神話勢力でも最大派閥の一角です（ほぼ全ての神話宗教と関わっており神話の源泉とも称されています）例：キリスト教関連だけでも蛇信仰はその根幹から関わっており唯一神や天使や悪魔の祖ともいえます
通常種
本来のヘビ人間や退化種からの先祖返りですその活動影響範囲の広さから探索者が彼らの計画に接する機会は（気づくかどうかはさておき）多いことでしょう特に神話や魔術や医学薬学生物工学が絡む事件には彼らの影響力が見え隠れします