資本規制に関する警告
be-rich.me/archives/20886
近々やってくる資本規制に関する記事ですどうやらいよいよ近いと感じているようです資本規制というのは人々の資金移動を規制することで近い将来に行われると警告しています内容としては政府が突然宣言を行い預金の引き出しが制限されますそして国外への現金の持ち出しも規制され空港や国境では現金探知犬が配備されることになりますこの状況になると何が起こるのかは想像に難くありません資本規制により国民の資産が逃げられないようにした政府はできるだけ多くの資産を国民から奪い取ろうとします大抵は通貨の大幅切り下げが行われ資産への高額の税金が課されることになります資本規制施行後の国民はカゴに捕らえられたロブスター状態で後は殺されて食べられるだけであるとしていますそんなことは起こらないと思う人も多いものですしかし近年ではアルゼンチンレバノンベネゼエラアイスランドギリシャキプロストルコロシアウクライナ中国インド韓国で資本規制が行われましたですから起こらないと決めつけるのではなくいつでもどこでも突然起こる可能性があることをよく認識しておくことが必要です過去にはアメリカでも行われました1933年に大統領命令を出し金と米ドルの交換を強制しましたが政府が定めた金の買い取り額は通貨の購買力の41%を強制的に切り下げるものとなりましたこの時は預金の引き出し停止と金の非合法化がセットで行われました資本規制には様々な方法があり例えば政府は外貨や貴金属の売買を政府が定めた固定の相場で行うことを決定します政府の定める価格は実際の価格と乖離しており取引による差額は政府のものとなります別の形態としては海外への送金や海外資産の取得に高額の税金を課すことですあるいは国内に存在する外国資本の移動を禁じ没収する場合もあります資本規制というのは資産を没収する前段階の囲い込みの作業で罠に捉えられた獲物は捕らえられることになりますつまり資本規制の被害を最小限に抑えるためには資本規制が行われる前に行動しなければなりません起こってからでは手遅れです行動するのには早い方が良いことは当然で一分遅れるよりも一年早い方が良いとよく言われます資本規制が行われる前兆があり中央銀行や政府がそんなことは起こらないと否定する発言がなされますこの手の発言が行われる直後にほぼ間違いなく資本規制が行われることを知っておくべきです政治家のそんなことは起こらないとか預金は安全だという発言はいつ起きてもおかしくないという意味であることを知っておくべきです英語の諺に公式に否定されるまでは何も信じてはいけないというものがあります政治家と中央銀行は望んでいる結果を得るために奇襲攻撃をする必要があるのですですから政治家や中央銀行が資本規制を否定する発言を聞く時にそのタイミングが迫っていると考えるべきです