ユダヤ教徒の終末思想
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この終末思想は日本人には実に理解し難いものであるキリスト教徒も終末思想を持っているがユダヤ教徒の終末思想とキリスト教徒の終末思想とは互いに大きく異なるようであるユダヤ教徒の終末思想とは次のようなものであるユダヤ教徒の考える終末とは長く続いてきた悪の時代が終わる時である地上の悪が絶頂に達するとき神がメシアを地上界へ派遣するそしてイスラム教徒により封鎖された黄金の門が開きメシアが軍勢を率いてエルサレム神殿跡に入場するメシア軍と悪の勢力は地上と霊界で大戦闘を繰り広げるメシア軍は悪の勢力を滅ぼし神は最終的な勝利を収めるこうして終末が到来し長く続いてきた悪の時代が終わり行方不明のイスラエル10部族が約束の地カナンに戻りメシアを王とする王国が実現するそして天界に保存されていた本体は地上に降りて王国の首都となり復活した第三神殿を中心に神とメシアによる神権政治が始まりユダヤ教徒が永遠に繁栄する時代が始まるこの時点で神の世界創造活動は完了し世界は完成したことになり地球上の全地がユダヤ教徒にとっての楽園となるこれがユダヤ教徒の終末思想である熱狂的なユダヤ教徒は第三神殿の模型を造りあげてメシア出現の日を待ち望んでいる西暦1665年ユダヤ教最大のメシア運動が起きた西暦1626年サバタイというユダヤ人が生まれたのちにサバタイがメシアとして各地のユダヤ社会から絶大な支持を得るようになった背景にはひとりの若き預言者の存在があるナタンである彼はある日の神秘体験によってメシアが現れるという神の啓示を受けたと確信した彼はその啓示に従って西暦1665年にサバタイと出会ったサバタイに出会ったナタンはサバタイこそメシアだと直感しサバタイこそメシアだと宣言したそして同時にナタンは自分はメシアの出現を告げる先駆けの預言者の再来だと確信したナタンとサバタイいずれかが欠けてもユダヤ史上空前のメシア運動は起き得なかったこの出会いは正に運命的な出会いだったけれどもサバタイ運動はすぐに予想外の方向に進んだユダヤ教徒の余りの熱狂ぶりを見過ごすことが出来なくなった政府はサバタイを連行しユダヤ教を捨てるか死を選ぶかと強く迫ったサバタイはあっさりとユダヤ教を捨てイスラム教に改宗しそれまでかぶっていたユダヤ式の帽子を捨てイスラム教信者であることを示す白いターバンをかぶって退席したのであるサバタイがイスラム教に改宗したことは普通に考えれば神とユダヤ民族への最大の裏切り行為であり地