実在する情報屋の真実
bunshun.jp/articles/-/49783
現場の実行犯が逮捕されることはあるが情報屋そのものの摘発は珍しいという情報を売るだけで大金を得ていた情報屋とは何者なのか窃盗団の元関係者が語る今の時代何の情報もなしに空き巣に入るのは現場にとってリスクでしかありませんコンビニのATMで金は簡単に引き出せますし入ったところで1万円も見つからないことがほとんどあえていうなら独身男性は乱雑に金を置いていることもありますが金を持っているファミリー層のマンションに現金があることは滅多にないだから確実に金を持っている家を狙う必要がありそのために情報屋の存在は不可欠なんです情報屋は現場に行かないので逮捕リスクが低く窃盗団も無駄な空き巣を減らせるお互いにwinwinなんです情報屋が誰かは現場にも知らされないことが多いですが自分が知る範囲では半グレがほとんどですね情報屋は2000年前後に中国系窃盗団を中心に首都圏で流行した手口で日本人の半グレ窃盗団でも広まったのはこの10年ほどのことだという情報屋はどのように現金の額や家主の不在を見定めているのだろうか県警の元刑事で犯罪ジャーナリストはこう語る私が知っている情報屋にはガールズバーの共同経営者という人がいました窃盗団の話は伏せたうえで客にいい儲け話があるんだけど現金で動かせる金がある人はいないかと聞き回っていたようです被害者の知り合いから情報が抜けているケースが多く逮捕後に犯人を調べると知り合いの知り合いが被害者だったということもありますただ窃盗団に直接情報を売るケースは少なく間にブローカーを噛ませるため情報屋まで警察が辿り着くことは難しい犯人を捕まえブローカーを任意で引っ張ってもあの家が金を持っているという話はこの辺りでは有名ですよなどと言われれば追及ができませんまたブローカーを複数挟んでいる場合は情報屋が誰かを本当に知らないので取り調べてもわからないんです情報屋は本当に人を信頼しないのでリスク管理は徹底していますただブローカーを通さずに直接窃盗団に情報を売る方が儲けは大きいので何回やっても捕まらないやっぱり俺は天才だななどと油断し現場に接触した際に逮捕されるのがほとんどです情報屋から売られる情報には非合法活動で得た大金がある宅も多いのだという前出の窃盗団の元関係者が語る狙われる被害者も銀行に預けられないような金を持っている人が多いです具体的にはクスリで得た金や闇スロの売上金などですね彼らも現金を運ぶ人間を日によって替えて警戒はして