人生の岐路に立てば、なにがしかの形でメッセージがあると思うがどうだろう。
私も例に漏れず、これまでに人生の岐路に立ち、迷いをもつなかで、
あるとき、居眠りをしているときに夢を見た。
私にしかわからぬ形で夢に現れたその姿が象徴的であった。
3人現れたのである。自分が進むべき方向を遠まわしに示された。
が、私はそれを蹴飛ばしてやった。
そうしたら、結局はその道に進むしかなくなってしまった。
だから進むべき道はこれなのだと決めた。
人生の岐路に立てば、なにがしかの形でメッセージがあると思うがどうだろう。
私も例に漏れず、これまでに人生の岐路に立ち、迷いをもつなかで、
あるとき、居眠りをしているときに夢を見た。
私にしかわからぬ形で夢に現れたその姿が象徴的であった。
3人現れたのである。自分が進むべき方向を遠まわしに示された。
が、私はそれを蹴飛ばしてやった。
そうしたら、結局はその道に進むしかなくなってしまった。
だから進むべき道はこれなのだと決めた。
気持ちが浮遊すればするほど遠回りをすることになるだろう。
そのまま息絶えることになるやもしれぬ。
それもまた人生である。
生まれ出る前に、これと決めたことをこの世で果たすことができなければ、
すんなりと浮かばれないのではないかと思う。
そうやって悶々と迷い続ける霊を味方につけたらどうであろうか。
憑依は悪いことばかりではないと思うのだが。
本を開いていても、なぜか目に飛び込んでくる一文がある。
何気なく読み進めていた行にハッとさせられることもある。
ときどきうるさく感じるほど投げかけられるメッセージがある。
いいことも悪いことも事前に投げかけてくる。
ときにはこちらを恐怖させ、𠮟りつけるために敢えて危機感を演出する。
それに気づいたとき、この流れに乗ってゆけばよいのだと確信する。
私は集合住宅の上から飛び降りた人物を間近で見たことがあるのだ。
路上につぶれるように、路面と一体化するようにつぶれた男を見たことがある。
じわじわと腹部からしみ出す血液が路面に広がる様を見た。
地面に激突したとき、家庭用の冷蔵庫をビルの上から路上に落としたような音がするのだ。
それからしばらくの間、落下地点にその男が佇んでいたように思えてならなかった。
人身事故の多い駅などでは、同じような雰囲気があるのではと思う。
なんていうか、死んだ人たちは後悔すると思うよ。
だれかの身投げを思い出したのは、三島由紀夫が危惧した世の中になっていることを思ってのこと。
無論、三島は身投げなどしてはおらぬ。
ただ、ずいぶんと仰々しくあったと思ってのことだ。
ぬこさんは米国に暮らして、現在の日本の惨憺たる状況をどのように見ているのか気になる。