勤務先の預金口座から自分の銀行口座へ金を振り込み、だまし取ったとして、
広島県警福山東署は17日、福山市西桜町、会社員坂井崇宣容疑者(38)を
電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。
発表によると、坂井容疑者は2006年1月19日、当時、勤務していた福山市内の
コンピューター関連会社のパソコンを操作し、架空の残業手当を振り込むよう指示、
同月25日、20万4500円を会社の口座から自分の口座に振り込み、だまし取った疑い。
坂井容疑者は給与事務を担当しており、「飲食代やギャンブルに使った」
などと容疑を認めているという。
同署によると、坂井容疑者の口座には06年1月から10年12月までに数十回、計約1700万円が
振り込まれていたといい、同様の手口で振り込んでいたものとみて調べている。
10年12月、同社の内部調査で坂井容疑者の行為が発覚し、
同社は坂井容疑者を解雇。11年1月、福山東署に告発した。
ソース:(2011年5月18日17時50分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110518-OYT1T00934.htm