外国人にとって「安い国」の意味
インバウンドが絶好調で、各地で消費が伸びているというニュースを頻繁に目にする。実際、訪日外国人旅行者数は、3月から5月まで3カ月連続で300万人を超え、とくに5月は、この月として過去最高になった。東京や京都はむろんのこと、東京に行こうが、九州に行こうが、外国人だらけなのも当然である。
来日した外国人の声を時おり聞くが、日本ではなにからなにまで安いのだという。欧米から来た観光客は、だれもが口をそろえたように「宿泊費も、飲食費も、自国の半額以下」だと話す。最近、ルーマニア出身の来日客に東京で寿司をご馳走になり、恐縮していると、「いつも食べているものよりはるかに美味いが、値段は数分の一なので、気にするな」といわれてしまった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b2ec88dc5f64e417d81926b60cb15854343f36a