大阪府の吉村知事は25日、人口減少への抜本的な対策として、「0歳から選挙権を認めるべき」との持論を述べました。
有識者でつくる「人口戦略会議」は24日、全国の自治体のうち約4割が、いずれ消滅する可能性があるとの分析を公表し、その中には大阪府内の12市町村も含まれていました。
吉村知事は25日の会見で、現在の自公政権が「未来に向けた政治」をやっていないと指摘した上で、少子化や人口減少への抜本的な対策として「0歳から選挙権を認めるべき」との持論を展開しました。
(吉村知事)「選挙において政治的な影響力があるのが子どもで、若い世代ということになってくると、政治家はそちらのほうを向いてくるんじゃないか」
具体的には、子どもが成人するまでは保護者が代理で選挙権を行使する形を想定しているといい、「僕は子どもが3人だから、僕は4票の影響力がある」とも述べました。
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