聞かなかったことにされる事実
子育て支援では出生数の増加にはつながらない。
この話は、もちろん私の感想ではなく、当連載でも何度もお話している通り、統計上の事実であるわけだが、この話は特に政治家にとっては「聞いてはいけない話」なのか、まったく取り上げようとしない。これも何度も言っているが、子育て支援を否定したいのではない。子育て支援は、少子化だろうとなかろうとやるべきことだが、これを充実化させても新たな出生増にはならないのである。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ce7ff73feadbf5998d2a378ce46413ee980dd799
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一世紀のローマも女が自由になった結果男が女に魅力を感じなくなって少子化した
ユリウス帝は子づくりに特典をたくさんばらまいたが少子化は止まらなかった
女に貞淑さを強要するキリスト教徒だけが増殖して
やがてローマの神殿から火が消え暗黒の中世が始まった
主人公をイスラム教徒に変えれば未来は明らか
単純に言って独身者が既婚者にならなきゃ何にもならないのに
独身者の税を増やしてますます苦しめるようなことすれば結婚願望が遠のくだけ
子育て支援は金ばらまきじゃなく安心して子供を育てられる環境の整備が重要
そのために独身者や子育て終了した年金世代が子供を持つ親を温かく見守れる高福祉社会の実現が大事
文明国家の出生率低下は生物学的必然なのでどうしようもない
だから女を結婚に駆り立て独身者の金を搾り取る圧力政策はとってもとらなくても出生率が劇的に上がるということはない
ならば社会が何をすればいいかというと現国民全体が幸福度を上げる福祉政策が必要だということ
今現在ですら日本国民の税負担率は北欧並みに高い
政府が税配分さえきちんとすれば北欧程度の福祉国家になれるのに
上が無能なことで有名な国だし
もともと賃金格差の大きかったパートや非常勤を国際非難の目から隠すために
自民党が働き方改革という美名のもとに契約社員と派遣社員すなわち非正規労働者を増やした
結果として不安定な生活を強いられる世帯と結婚生活が維持できない不幸な世帯と結婚どころじゃなくなった世帯が増えた