秋は絶好の行楽シーズンです。そこで野外で注意したいダニについて、危険と対策を教えていただきましょう。
野外で注意したいマダニ
野外で自然にふれるとき、忘れてならないのが虫対策です。まず思い浮かぶのは蚊やハチなどですが、他にも危険な虫は多くいます。
「この季節にとりわけ注意したいのが、マダニとツツガムシです。どちらも危険な感染症を媒介することもあるのです」と、虫ケア用品最大手・アース製薬は注意喚起します。
「マダニは野外に生息し、成虫は吸血前でも体⻑が約3mmもある大型のダニです。家庭に発生することの多いヒョウヒダニやコナダニの体⻑が0.2~0.4mm程度と肉眼で見つけることが難しいのに対し、マダニの成虫は注意すれば見つけることができます。
マダニは人に寄生して吸血します。怖いのは、刺されると皮膚炎を起こすだけでなく、日本紅斑熱、Q熱、ライム病、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)など、さまざまな感染症を媒介する可能性があることです」
続き
https://weathernews.jp/s/topics/202210/040165/