バイエルン州でグリーン水素プロジェクト進む

1名無しさん@Next2ch:2022/10/06(木) 18:48:08.11 ID:XJ63tmbn

ドイツ南部バイエルン州では、複数の水素関連プロジェクトが具体的に進んでいる。同州の経済・開発・エネルギー省は9月15日、ミュンヘンの北約75キロに位置するプフェッフェンハウゼンで、グリーン水素(注1)製造プラントの建設を開始したと発表した。

設置する水電解装置は5メガワット(MW)級。再生可能エネルギー100%由来の電力を使用し、2023年から年間約440トンのグリーン水素を製造する。使用する電力に関しては、10MW規模の太陽光発電所が2023年に稼働、さらに風力発電設備2基も設置予定だ。製造した水素は、地域の近距離交通機関向けに、施設から200キロ圏内の水素充填(じゅうてん)ステーションに供給する。これにより二酸化炭素(CO2)を年間4,500トン以上削減できる見込み。

上記施設で製造した水素は、同地域に建設予定の「水素技術・活用センター(WTAZ)」にもパイプラインで直接供給する計画だ。WTAZは、デジタル・交通省が2021年4月にモビリティー向けの水素技術活用候補地として、デュイスブルク、ケムニッツと並び、プフェッフェンハウゼンを選定した際にプフェッフェンハウゼンが示したもの。水素実用化を目指すコンセプトで、2022年5月にはプフェッフェンハウゼンでの建設は可能との事前調査結果が出ている。今後、プフェッフェンハウゼン周辺地域がモビリティー分野の水素活用技術の一大集積地となる可能性がある。

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https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/10/4bec987b2a54c263.html


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