《ペーパー一枚だけの開き直り。「関係者は、私が知る限りでは普通の市民であり、法令に違反する行為を行っているとの認識はない」 統一協会関連団体の会合で「韓鶴子総裁の提唱によって実現したこの国際会議の場は、たいへん意義深い」と挨拶しておいて、何も問題がなかったとでも言うのか》
日本共産党の小池晃書記局長は自身のツイッターにこう投稿した。29日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連会合に4回出席したことを認めるコメントを文書で発表した細田博之衆院議長についてだ。
「衆院議員細田博之」名で発表されたコメントによると、2018年10月の「国際勝共連合」記念大会と19年10月の国際会議であいさつ。18年3月と19年3月の会合にも出席した記録があり、同年6月には関係団体の出版物に関し、憲法改正をテーマとするインタビューを受けたことを明らかにした。
旧統一教会の関連団体から「選挙で支持する」との意向を伝えられていたといい、細田氏は「関係者は私が知る限りでは普通の市民であり、法令に反する行為を行っているとの認識はない」と強調。「今後、社会的に問題があると指摘される団体とは関係を持たない」と表明した。
総理大臣と並ぶ「三権の長」が、弁護士団体などから反社会的勢力と指摘する声も出ている旧統一教会の力を借り、選挙運動を行っていたわけで、本来であれば辞任は免れないのではないか。ネット上では、細田氏の開き直りとも受け取れるコメント文書に怒りの声が上がった。
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