「行きすぎた円安で円がジャンク(がらくた)通貨化している」。日本銀行の政策を長年分析してきた「日銀ウォッチャー」で知られる、東短リサーチの加藤出(いずる)チーフエコノミストは、ドルに対して24年ぶりの円安水準となる140円台をつけたことを受け、円の現状に警鐘を鳴らした。「日銀の政策の影響で、私たちがためてきたお金の対外(的な)価値が落ち、生活コストが上昇してきている」と述べ、日銀の政策の影響の大きさも指摘している。
歴史的な円安ドル高水準にな…
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