紅海にマングローブの森を。温暖化対策、エジプトで植樹進む ID:rAohqAd8

1名無しさん@Next2ch:2022/09/01(木) 18:54:24.37 ID:rAohqAd8

 中東の紅海沿岸国でマングローブの植樹が進んでいる。海岸線の浸食を防ぐマングローブは「天然の防波堤」とも呼ばれ、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を取り込む量も多い。エジプトでは政府主導で植樹が行われており、関係者らが「次世代のために」と苗木を植えている。

マングローブ 熱帯や亜熱帯で淡水と海水の混ざり合う汽水域に群生する植物の総称。魚や鳥など多くの生物のすみかとなるほか、高潮による被害を防いで海岸線の浸食をくいとめる機能もある。近年はマングローブ林を訪れる「エコツーリズム」も人気。

 カイロから南へ約850キロの南部ハマタで8月中旬、農業省職員らがマングローブの若木約2000本を植えていた。「この小さな木がやがて環境を守ってくれる。元気に育ってほしい」。黄緑の小さな葉が風に揺れる様子を見て、元農業副大臣で農業技術者組合長のサイード・ハリーファさん(61)が汗をぬぐう。

 農業省によると、エジプトにはマングローブ林が35カ所ある。政府は規模の大きいハマタや北東部シャルムエルシェイクなど4カ所で、4年前から植樹を進めている。ビニールハウスで種から育て、60センチほどに成長した半年後に育成に適した場所に移す。植樹本数は年約5万本に上る。

 紅海は高い透明度を誇り、多種多様な魚やジュゴンなどの海洋生物、多くのサンゴが生息することで知られる。しかし近年は気候変動の影響で海面や水温が上昇し、魚の減少やサンゴの死滅も確認されている。

続き
https://www.tokyo-np.co.jp/article/199359


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