パキスタンの動物園が、飼育するライオンが増えすぎたとして、12頭を一般の愛好家に売却するオークションを11日に開催する。この動物園には現在、ライオン29頭の他、トラ6頭、ジャガー2頭がいる。
ラホール・サファリ動物園(Lahore Safari Zoo)のタンビール・アフメド・ジャンジュア(Tanvir Ahmed Janjua)副園長は、パドック(放飼場)にライオンやトラを交互に出さなければならない状況だと説明。競売によって「より広いスペースを確保できるだけでなく、ライオンの餌代も減る」とAFPに語った。
自然保護活動家はオークションに反対している。環境保護団体「世界自然保護基金(WWF)」は、動物が増えすぎたなら他の動物園に引き取ってもらうか、避妊措置を取るべきだと指摘する。
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https://www.afpbb.com/articles/-/3418608