世界で2018~20年に発表された自然科学分野で影響力の大きな上位論文数で、日本が世界12位と、統計がある1981年以降、初めて10位以内から脱落した。文部科学省科学技術・学術政策研究所が9日にまとめた調査結果で分かった。日本は研究力の低迷に歯止めがかかっていない。
論文は、他の論文に引用されるほど注目度や影響力が高いとされる。同研究所によると、日本が12位になったのは、被引用数が上位10%に入る論文数だ。前期は10位で、新たにスペイン(10位)、韓国(11位)に抜かれた。
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https://mainichi.jp/articles/20220809/k00/00m/040/159000c