東京都心の6月下旬の暑さが記録的だったことが、気象庁のまとめで分かった。25日から30日までの6日間は連日、最高気温が35度を超える猛暑日が続き、熱中症で搬送された人も多かった。暑さはまだ続くことから、引き続き警戒が必要だ。
6日間の暑さはどれだけ厳しかったのか。30日の最高気温は36.4度で6月として観測史上最高気温を更新した。それだけではない。6日間の最高気温は、6月として歴代の上位10位のうち6日間を占めた。
気象庁ウェブサイトの「過去の気象データ検索」によると、昨年までの6月の最高気温は、2005年6月28日の36.2度。次いで、1963年6月26日の35.7度、2011年6月29日の35.1度。猛暑日はこの3日間しかなかった。それが今年は6日間連続したのだから、例年にない厳しさだったことがよく分かる。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/186704